東京にある DAC  (2-8-9, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo     169-0073)楽器店では、私が作ったいくつかのトラベルソフルートが在庫されています。
値段のほうは、

 

トラヴェルソ フルートの使い始め方

 

1週目は1日に2回まで、1回につき15分以上は吹かないでください。その後、1週間毎に5分ずつ演奏時間を増やして行き、あなたが望む演奏時間に達するようにしてください。

また最初の2週間は、トラベルソに3日ごとにオイルを塗ってください。その後は、演奏時間に応じてオイルを塗ってください。

 

トラヴェルソ フルートのメインテナンス

 

演奏した後は毎回すべてのジョイント(トラベルソにより3つか4つに分かれる)をはずし、ゆっくり内側を乾かしてください。演奏後、絶対にジョイントしたままにしてはいけません。

そして直射日光や暖房の側、その他の暑い場所に絶対に放置してはいけません。また雨など水も当たらないようにしてください。

 <ジョイントについて>

 ジョイント部の巻糸は、ジョイントをぴったりさせるためのものです。フルートをジョイントするとき、力をかける必要はありません。わたしが作ったフルートのジョイント部の巻糸は、柔軟剤を加えた蜂の蝋がかけられています。この蜂の蝋は幾分摩擦を与えるかもしれませんので、蝋の上にコルク用の潤滑油(コルク用グリース)をいつも塗るようにしてください。

けれどもジョイント時に巻き糸が動いてしまうことがあり、それにより演奏の質が落ちてしまうことがあります。そのときは巻糸の端は、指の爪で引っ掻くことによって見つけることができますので、必要なら簡単に動かして元の正しい位置に戻してください。

もしジョイント部の巻糸が多すぎると、木は内側に押されてしまい、調律に支障が出てしまいます。オールドフルート全般について、特に言える事です。

つまりジョイントが緩過ぎても演奏がうまくできませんし、また反対にきつ過ぎてもフルートが傷んでしまうのです。ジョイントがぴったり合うことが大切です。ジョイントがきっちり合うように、ジョイント部にコルク用の潤滑油をたっぷり与えるようにしてください。

 どんなオイルにせよ、キーのピンやヒンジの上には決して塗らないでください。特にキーの下の木の台やヒンジの小さな皮の台座を膨張させる原因となり、キーが動かなくなってしまうことがあります。

 それからコルク栓が動いてしまったときは、できる限り正確に元に戻さなければなりません。1mmの誤差でトーンの質と調律のどちらにも、はっきりした違いが生じてしまいます。

 フルートはコルクゲージでお手元にお届けしています。しかしながらその基準には弱冠の幅があります。ですからセットされている基準は、コルク栓をセットするための最初のゲージとしてお使いください。その後d2―d3を正確に調律してください。

 わたしが作ったフルートは、上記の調律で最良となるはずです。しかしながらバロックフルートのd1は、d1―d2を正しい指針とせずに、しばしば少し上に補正されなければなりません。

Simon Polak: Early Flutes

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